2026年の幕開けは「うどんの聖地」から
こんにちは、ねづくりやです。
2026年1月9日(金)〜11日(日)に、ねづくりや店舗にて香川県高松市フェアを開催しました。
ねづくりやの記念すべき2026年最初の地域連携フェアは、いつものフェアとは一味違う、挑戦も組み込んだフェアとなりました。
地域の子供達を巻き込んだ食育を通したフェア。
キーポイントは香川が誇る新たな食文化「年明けうどん」です。
うどん県の愛称で親しまれているくらい、香川と言えば”うどん”と誰もが知る文化、名産品。
今回はその中でも2009年頃から普及し始めた、香川県の新たなうどん文化「年明けうどん」に着目しました。
年明けうどんとは、純白のうどんに紅い食材を添え、年の始め1月1日から1月15日までに食べることで、その年の人々の幸せや長寿を願う縁起物です。
年越しそばが「今年の災厄を断ち切る」という願いを込めるのに対し、年明けうどんは「太く長く、長寿と幸せを願う」という前向きな願いが込められています。
2009年頃から香川県のさぬきうどん振興協議会などが提唱し、全国に広まりました。
私たちは、ただ高松市の食をお店で提供するだけでなく、「地域と行政、そして次世代を担う子供たち」を巻き込んだ、五感で学ぶ体験型PRを設計しました。
食場体験で子供たちが伝える、高松の魅力
ねづくりやは根津の地域の子供達がよく顔を見せてくれます。
ご家族と夕食を食べに来てくれることもあれば、営業前にスタッフと遊ぶために来ることも。
そんな地域の子供達に、いつも遊びに来ているねづくりやが、どんなことをしているのかを知ってもらう、職場体験のようなことが出来ないかと考えました。
そこで、職場体験と食育を掛け合わせた”食場体験”を計画しました。
食べて終わりではなく、地域のことを知ってもらうこと、実際に訪れるきっかけになること、子供たち一人一人の学びを生み出して、自分ごとに落とし込んでもらう。
ねづくりやは、そんな価値を生み出していく場所でありたい。
そんな思いも込めて、文京区役所さんにもご協力いただいて、「根津地域活動センター」の公式LINEで募集をして、地元の小学生9名にお申し込みいただきました。
私たちの予想を超えて、キャンセル待ちも出る程の応募で、今後の展開にも期待が持てる結果となりました。
都心と地域に対しての思いはこちらの記事をご覧ください。https://note.com/embed/notes/nea3fb979e237
地域の熱狂。完売御礼の「振る舞いうどん」


当日は子供達が集合してから、大人も含めた参加者全員で自己紹介をするところからスタート。学年も違う、初対面の子供達は、最初はみんな緊張した面持ちでした。
自己紹介が済んだら、みんなでお勉強です。
香川県は日本地図のどの位置にあるのか。
高松市は香川のどこにあるのか。
高松市でたくさん取れる野菜のこと。
高松市の美味しい料理。
高松市の食文化について。
高松市東京事務所の方々にクイズ形式でご説明いただきました。
子供達が積極的に手を挙げクイズに答え、
熱心に話を聞く姿が印象的でした。
その後は、鶴元にバトンタッチして年明けうどんの提供の仕方をレクチャー。
ねづくりやをぐるっと一周してツアーのように紹介をしたり、普段は入れないキッチンの中にも入れて子供達は大喜び。
いよいよ実際にうどんの提供へと進んでいきます。
今回、年明けうどんに使用するうどんは「石丸製麺」さんからご提供いただきました。石丸製麺さん、ありがとうございました!

▼石丸製麺
石丸製麺株式会社とは、1904年創業の香川県高松市に本社を置く、讃岐うどん・そうめん・ひやむぎなどの乾麺や半生麺の製造・販売を行っている企業
子供達にお願いしたのは、
・麺を器に盛ること
・温かいお出汁を注ぐこと
・お客さんに具材を2種類選んでもらいうどんの上に盛ること
・慎重にお客さんにお渡しすること

保護者の皆さんをお客様としてまずは慣れることから始めます。
麺や出汁の量加減に苦戦したり、時には2種類の食材を聞くのを忘れてしまったりしながらも、スタッフが手助けしつつ子供達同士で試行錯誤を繰り返します。

段々と慣れてきたころに、ついにオープン!
外では地域の方が開店を待ってくださっていました。
年明けうどんの肝となる紅い食材は
・金時人参
・かまぼこ
・梅干し
・あん餅
・海老
5種類をご用意しました。
金時人参は鮮やかな赤い色と細長い姿が特徴で、香川県の名産品。
定番のかまぼこや梅干し、海老に加えて、子供達も来店されたお客様も驚いていたのは「あん餅」。
香川県ではあん餅をお雑煮に入れて食べていたことから、年明けうどんが普及し始めた時にうどんにも入れるようになったのだそう。
最初はうどんに甘いお餅を入れることに抵抗のあった子供達も試食をしてみると、美味しさにびっくり。
お客様に対しても「あん餅おすすめだよ!」と自らPRするほどでした。

子供達が一生懸命に出汁を注ぎ、具材の説明をする姿は、来店されたお客様にとっても「高松市」を深く印象付ける体験となりました。

食べて学んで、自分ごとに落とし込む


12:00~13:30までの無料配布でしたが、13時前には完売。
学年の垣根を超え、東京事務所のスタッフとも打ち解けた子供たちの達成感に満ちた笑顔が、このイベントの成功を物語っていました。
子供達だけではなく保護者の皆様も、高松市の食文化に関心を抱いていただけました。

夜の部は大人たちの熱量の高い対話の場

18時はねづくりや店舗での、高松市フェア。
特産品を贅沢に使ったお品書きが並びました。
他県や他市の東京事務所を構える皆様がお越しいただいたり、高松市にゆかりがある方もご来店いただきました。
フェア食事メニュー
・真鯛とオリーブのカルパッチョ
・しょうゆ豆のポテトサラダ
・いもたこ (たこと里芋の煮物)
・まんばのけんちゃん
・オリーブ牛メンチカツ
・名物「骨付鳥」
・讃岐うどん
-かけうどん
-わかめうどん
-肉うどん
・あん餅雑煮
提供した香川のお酒
・金陵 濃醇純米
・金陵 オリーブ酵母 純米 生原酒
・川鶴 純米 まめ農園雄町
・川鶴 讃岐くらうでぃ



新鮮な真鯛と香川のオリーブを合わせたカルパッチョや香川の名物料理の骨付き鶏は大人気。
まんばのけんちゃんは名前のインパクトも去ることながら、高菜と油揚げの炒め物で、どこか懐かしい味と酒のつまみに最適な存在感で予想外な人気を博しました。
消費者の生の声を聞き、魅力を手渡す
高松市東京事務所の皆様には、来店されたお客様に高松市の魅力や観光情報などをご説明いただきました。
直接、地元愛を一人一人丁寧に伝えることができるのは、この地域連携フェアの強みでもあります。
また、お客様からの生の声も受け取れるチャンス。
実際に言葉を交わしながら、話が発展していく様子が度々見られました。
今回、ご協力いただいた香川県高松市東京事務所の皆様・生産者の皆様、ありがとうございました。
ねづくりやが提供できる4つの価値
❶根津という地域を巻き込むこと:飲食フェアだけでなく、区役所や教育機関と連携した「地域巻き込み型イベント」の企画・実行が可能です。
❷自社製品を使用しながらPR:石丸製麺様のように、自社製品を「次世代(子供たち)」や「感度の高い都心顧客」にストーリーを持って繋ぎます。
❸マーケティング施策:イベントの様子をデータ・レポート化し、次なるマーケティング施策へのフィードバックを提供します。
❹コミュニティ拠点:根津にいながら、日本全国の「まだ知らない魅力」に出会える場所。そして一人一人が気づいた学びを次へと活かす場所。
次回予告:3月は千葉県香取市へ
2026年3月20日(金)〜22日(日)は千葉県香取市フェアを開催いたします。
江戸の情緒が残る「発酵の街」から届く情熱を、またここ根津で醸成させていきます。
皆様のご来店、ご予約を心よりお待ちしております!
食べログか、ねづくりやInstagramにてお受けします。
https://www.instagram.com/nezukuriya?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==
食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131106/13269581/
Instagram:
ライター:福居

