2026年3月20日(金)〜22日(日)で開催の地域連携フェア
舞台は千葉県・香取市(かとりし)です!
ねづくりや初の上陸となる千葉県で、一体どんな「美味しい」と「想い」に出会ったのか。
視察の様子をたっぷりお届けします。

香取市とねづくりや、必然の出会い
きっかけは、2025年11月に開催した「長崎県五島市フェア」でした。
東京での交流接点を模索していた香取市の地域おこし協力隊の方が、ねづくりやを訪れてくださったのです。
「ここなら、香取市の熱量を正しく届けられるかもしれない」 そんな想いが共鳴し、2026年3月のフェア開催が決定しました。
テーマは「発酵」
香取市を深く知るうちに、私たちはある一つのキーワードに辿り着きました。
それは「発酵」
古くから醤油や酒などの醸造文化が根付く香取市。
現在も酢之宮醸造所様やちば醤油様など、歴史ある蔵元がその文化を継承しています。
しかし、私たちが感じた「発酵」は、食文化だけではありませんでした。
県外から移住し、街のために奔走する地域おこし協力隊の皆さんや、伝統を守りつつ新たな挑戦を続ける生産者の皆さん。
彼らの活動そのものが、まるでゆっくりと時間をかけて美味しくなる発酵プロセスのように、今まさに街の中で「醸成」されていると感じたのです。
「食も、人も、街も。今まさに発酵中。」
そんな香取市の“旬”を届けるフェアにしたい。私たちの想いは一つに固まりました。
香取市をめぐる視察レポート
土と向き合い、甘みを醸す「さかい農園」
旧くりもと地区で、有機野菜にこだわる酒井さんご夫妻。
倉庫で眠る「こがねしょうが」の芳醇な香りと、蒸したての「さつま芋」の驚くような甘み。
土づくりから徹底して向き合う姿勢が、この滋味深い味を生み出しているのだと実感しました。

▼さかい農園
菌の生命力を引き出す「芳源マッシュルーム」
1967年創業、現在では日本におけるマッシュルームシェアを占める。
菌が活性化する「培地」づくりは、まさに発酵の真髄。
手作業で丁寧に収穫されるマッシュルームの白さと弾力に、視察メンバーからも驚きの声が上がりました。

▼芳源マッシュルーム
歴史と革新が交差する、佐原の街歩き
「北総の小江戸」と呼ばれる佐原。
水運で栄えた商家が並ぶ街並みを歩くと、歴史をリノベーションした「NIPPONIA」や、農機具店の名前を継承した「伊能忠次郎商店」など、古いものを大切にしながら新しい価値を生む人々の知恵に出会いました。

Brewery and Cheese伊能忠次郎商店
元協力隊員が営む醸造所。農機具屋の名前を継承し、街にフィットしたリノベーションで新たな賑わいを作っています。

ハッコウピンチョス
ピンチョス:スペインのバスク地方発祥の一口サイズの軽食で、パンの上に食材を載せて、串で刺して固定したもの
そんなピンチョス×発酵というキーワードで伝える活動している「YYTプロジェクト」
6種類のピンチョスを一つ一つ丁寧に説明していただき、ピンチョスにあった香取のお酒も合わせて試食。

東薫酒造(とうくん)
伊能忠敬といえば、日本で初めて地図を完成させた偉人。
彼の生家は、佐原で酒造業を営む名主であったと言われてます。
東薫酒造の創業者は伊能家に弟子入りした後に1852年に創業。
大吟醸「叶」「東薫」地元契約栽培米を使用した「夢童」などは現在も好評。

焼肉会館
視察の締めくくりは、地元の隠れた名物「豚の膵臓(すいぞう)」。
希少部位を新たな名物にしようと立ち上がったのは、なんと全員同級生の女性チーム!
地元の強い絆と、噛みしめるほどに旨あふれる「すいぞう」の味に、ねづくりやチームも一瞬でファンになりました。

視察を終えて
今回の視察を並走してくれた地域おこし協力隊の皆さんは、香取市の未来を耕すプロフェッショナル。
彼らと私たちがタッグを組むことで、東京と香取の新しい「動線」が生まれる。
そんな手応えを感じた視察でもありました。
ねづくりやメンバーも、
「歴史を感じられる街並みが香取市にあることを知らなかったので、新鮮さを持って見て回ることが出来た。発酵食品や古くからある油屋さんなど、街並みとマッチした商店がありより一層楽しむことが出来た。」
「インバウンド市場のために訪問したことがあっても生産者さんにお会いしてお話をお聞きすることはなかったので新鮮でした。何より、個人的にキノコ類が苦手でマッシュルームをスライスしたものをいただいた時においしさに感動し家で帰っても早速同じようにマネしてみました。」
実際に自分の目でみて体験していくから、見えてくることがあると再認識した香取市視察でした。
視察にいくのは単に「良い食材を仕入れる」ためだけではありません。
私たち「ねづくりや」の真の役割は、生産者のこだわりを、店舗での『実演』や『対話』を通じて、お客様へダイレクトに届けることだからです。
フェア当日は、香取市の生産者の皆様と共に「ここでしか味わえない接点」を創り出します。
食べて美味しいのは当たり前。
その先にある「誰が、どんな想いで作ったか」という手触り感のある体験を、ぜひ根津の地で受け取ってください。
フェアで体験できる「香取市の今」
※仕入れ状態によって変更がある場合がございます※
☆豚の膵臓 焼いて胡麻油と塩でシンプルに (1 日限定)
・マッシュルームサラダ
・発酵ピンチョス盛り合わせ
・車麩のクリーム煮 マッシュルーム入り
・佃煮 3 種盛り合わせ
・苺とモッツァレラチーズのカプレーゼ
・冷 胡麻油と塩でシンプルに
・丸ごと人参フライ 味噌ソース
・焼き芋の天ぷら
・美味たまの千草焼き
・豚の酒粕漬け焼き
・鶏の味噌漬け焼き
・スパイスジンジャーシロップでジュースとサワー
▼ご予約方法
ご予約は、食べログか、ねづくりやInstagramにてお受けします。
席数に限りがございますので、ご予約はお早めに!
食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131106/13269581/
Instagram:https://www.instagram.com/nezukuriya?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==
今回の視察では、ここでは書ききれないほど多くの素晴らしい場所と、情熱あふれる生産者の方々に出会いました。
醤油の歴史を刻む蔵元、新進気鋭のチーズ工房、地元で愛され続ける酒店……。
それぞれの場所で私たちが受け取った「香取の深み」については、フェア開催に向けて、今後数回に分けて詳しくご紹介していく予定です。
ぜひ、次回の更新も楽しみにお待ちください!

