「根津・営みの美術館」とは、武蔵野美術大学・地元企業・根津地域が協力して取り組む、地域芸術プロジェクトです。

プロジェクト開始から4週間。学生たちは10月11日・12日開催の「営みの美術館」に向け、表現方法を探るため根津を歩き、写真やスケッチを撮るなど、各々がインプットを開始しました。

9月25日:武蔵野美術大学の産学プロジェクト・中間発表会を実施

8人の学生が、この3週間で見てきた「根津」をどう表現するのかを発表しました。

写真を撮りながら街を歩き、根津に根付く文化を考察する学生

自己紹介から繋がった「旅行」の話題を活かし、旅行をテーマに地域の方と交流したいと考える学生

スポンジなどの身近なもので、写真を基に筆で書いてみる学生

面白いオブジェをただのキャラクター化せず、「毒」を感じるものを加えて祭りで販売しようとする学生

写真を撮りながら光と影を抽出し、表現の核を探る学生

空き地の植物をタイムカプセルと捉え、草刈りした植物で小物を作成しようとする学生

新しい根津の魅力を動きで捉え、アニメーションで具現化する学生

ものが人を見守っている印象を受け、再解釈したものをスケッチしている学生

それぞれの強みを活かし、自分のペースで、そして地域の人々と共に周りながら、インプットをどうアウトプットとして表現していくのか。悩みながらも、学生たちは手を動かすことをやめません。

先生方からの熱い講評

先生方からの講評では、本質を突くアドバイスが送られました。

「コンセプトを深堀している。それが自分の作る方へと広がっていくのがいいのではないか。」

「写真は誰でも撮れるからこそテーマを見つけて追い求めないと時間が足りない。手を動かすことは必ずヒントやテーマが見えてくる。「根津って本当に下町なのか?」も考えたり、谷根千や市ヶ谷にも比較するのもありかもしれない。」

大人の私たちでも、日々の見落としてしまいがちなことに気付かされた、学生の発表と先生方の講評でした。

当日に向けて:あと2週間

「営みの美術館」開催まで、いよいよあと2週間。

学生たちは根津のまちにより深く入り込み、地域の方々と共に学び・つながり・形にしていくため、それぞれのアイデアを磨き上げています。

今回の発表が当日どう表現されているのか、ぜひ10月11日・12日に根津へお越しいただき、学生たちの熱意と成果を実際にご覧いただけたら幸いです。

「産学プロジェクト」の進捗は、随時ウェブサイトやねづくりやのInstagramでも発信予定です!

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